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“人が生きるための食料を確保する”農業は、非常に大切な仕事です。

そのため、一次産業と呼ばれています。

 

しかし、その農業が後継者不足に直面しています。

その原因の一番の理由は、所得が少ないことです。

今の相場は、米(玄米)一俵で1万5000円を下回っています。

1反歩(300坪)当たり八俵として120,000円です。 

1町歩作っても、1,200,000円にすぎません。

これは収入です。

ここから、必要経費を差し引き、所得額を算出しますと、ほとんどが赤字です。

これでは、職業としての農業は出来ません。

 

政府・自民党は11月25日、農業改革案をまとめました。

骨子は、JAグループの縮小と販売強化、生産者のコスト削減や農産物の輸出など

稼ぐ力を引き上げ、国際競争力を高め、そして、農業を成長産業に育てる

こととなっています。

 

具体的なポイントは次のとおりです。
 

① 全農改革

     農機や肥料など生産資材の購買部門の縮小

     全農と取引する資材メーカーの再編を支援

     卸売市場やコメ卸の再編を支援

     委託販売から買い取り販売への転換

 

② 生乳流通の自由化

     農協団体以外に出資した酪農家にも補助金

     1つの出荷先に縛られない部分委託を容認

 

③ 農地対策

     農地の貸し借りを促す農村整備策を導入

     農地をバイオマス発電所に転用した農家に税優遇

 

④ その他

     農産物の価格下落を補償する保険制度の創設

     加工食品の原産地表示を義務付け

 

これらについて、国が定期的に点検をすることで実効性を高めて行くことになりました。

政府としては、大規模農家の育成をメインにしているようです。

しかし、一番大切な部分は、いかにして経営者を育てていくかだと思います。

 

農作物は生き物です。

天候次第によっては成長が速かったり、遅くなったりします。

時間給だけでは、片付けられない問題もあります。

何をおいても、農業が好きでなくてはなりません。

そして、働く人を支えてゆく必要があります。

このような言葉があります。

「あなたがたの中で偉くなりたいものは、皆に仕えるものになり、

いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。」

 

正に、農家経営者に求められるのは、このような人です。

 

 

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